すぺいん・なう

マドリード在住の平橋さんから最新リポートが届きました。
updated 23MAY21
ワクチン接種が順調に進み、感染者数が減少傾向に転じています。5月10日から州をまたいだ移動もOK。カタルーニャ海岸では、フランス人観光客が目立つようになりました。
5月24日からは日本も含め政府認定国からの入国者については陰性証明も不要となります。

バルセロナのランプラス通りでも徐々に活気が戻りつつあります。

updated 18JAN21
スペインは50年ぶりという大雪になりました。

空港閉鎖以外でも市街でもバス、鉄道など公共交通機関がマヒし、商店も3日間ほどクローズ状態。
除雪され道路には車が走るようになりましたが公園の池はまだ凍った状態です。
それでも池に面したバールでは人で賑わっています。ただしグループは6人が最高人数で、それ以上で集まると罰金です。

年末年始には、特にポルトガル国境の地方で感染者が増え、スペイン全土の感染者数は2,252,164人に達しました。

人口10万人につき各州の感染者数は下記になります。

  • エストレマドゥラ 1,226人
  • ムルシア 889人
  • マドリード 696人
  • カタルーニャ 566人
  • アンダルシア 462人
  • カスティーリャ・レオン 695人
  • ラ・マンチャ 778人
  • バレンシア 761人
  • バスク 311人

1月18日より夜間外出禁止の開始時間が早くなります。

  • カスティーリャ・レオン  20時 – 6時
  • カタルーニャ  22時 – 6時
  • バレンシア   22時 – 6時
  • アンダルシア  22時 – 6時
  • バスク  22時 – 6時
  • マドリード 22時 – 6時
  • ラ・マンチャ  22時 – 6時 (一部は22時より)

レストランやバールの夜の営業時間も各州により違います。
マドリードは22時以降、アンダルシアは18時以降の営業は認められていません。
カタルーニャ地方は15時30分終了で夜はテイクアウトのみ。

updated 10NOV20

ヨーロッパを襲っている『第二波』は、スペイン全土に『非日常の日常』を強いています。それにもかかわらず、ヨーロッパ三大自転車レースのひとつ『ヴェルタ・デ・エスパーニャ VELTA ESPANA 2020』が開催され、11月8日の最終日には首都マドリードのカスティリャーナ通りを周回するコースで選手たちがスピードを競い合いました。

観客同士の蜜を避けるために、フェンスや警官が配備されていますが、危険を冒してまで沿道で声援する観客は少なかったようです。先頭集団を撮影するTVカメラクルーを乗せて走るバイクなどを見ていると、日本の『箱根駅伝』を思い浮かべてしまいます。日本では、公道での自転車レースにはあまり馴染みがありませんが、きっと欧州の人たちにとっては、箱根駅伝以上に熱くなるイベントなのでしょう。

後方には、屋根の上にたくさんの自転車を積んだ車が走っていますが、何かあった時のスペアバイクなのでしょうか。

本来なら、沿道で声援をしたあとに、『ちょいと一杯』に流れるのでしょうが、今年はそんな盛り上がりは望むべくもありませんね。

現在、感染拡大に伴う制限は、各州の判断に任されています。

  • アンダルシア州    22:00から翌朝07:00まで外出禁止。飲食店を含むすべての店舗は18:00で営業終了。
  • カタルーニャ州    22:00から翌朝06:00まで外出禁止。飲食店は、テイクアウトのみ。
  • カスティリャーナ・レオン州  22:00から翌朝06:00まで外出禁止。飲食店は、テイクアウトのみ。
  • マドリードは比較的制限が緩く、外出禁止時間は24:00から翌朝06:00まで。それ以外の時間はおおむね営業しています。
  • カナリア諸島への渡航については、陰性証明の携行が義務付けられています。

Updated 06SEP2020
先週からマドリードのいくつかの地区では、ロックダウン措置が導入されていましたが、今週新たに追加され、今では37地区でロックダウン措置が取られるようになりました。
これらは、主にマドリードの南部地域で、ブルーカラー労働者が多く住んでいる地区です。
この37地区の人口は、マドリードの人口の15%程にあたり、その感染率は37%にのぼっています。

<マドリード全域で新たに追加された規制>

  • 私的会合は、公的スペース、私的スペースにかかわらず、最大6名を超えてはならない。
  • 飲食店の店内テーブル利用客は、定員の65%以内とする。カウンター客は、定員の50%までとする。

<指定された37地区にのみ適用される規制>

  • 飲食店の営業は、22時までとする。
  • バーカウンターの利用禁止。
  • スポーツ施設は、屋内・屋外を問わず、使用率は定員の50%までに制限。
  • 自動車学校や、塾などの私的教育施設の使用率は、50%までとする。
  • 対面式授業を行う場合は、最大で6名まで。
  • 公園の閉鎖に伴い、違反者には、600EURから最大60万EURの罰金が科される。

Updated 10SEP2020
スペインでは、感染者が大幅に増加しました。

新しい生活ルールが導入されています。スペイン全土でマスク着用義務化レストラン等での会食は10名以下。レストランでは、テーブル間の距離が1.5mだったのが、席と席との間隔を1.5m以上にしなければならない。自家用車に乗る場合も、家族以外の人が同乗するときは、全員マスク着用が義務化。

Updated 27AUG2020
アルハンブラ宮殿の入り口の光景です。普段のこの時間(10:00)は、観光客で混雑しているのですが、この日は、このような状態です。

リポーターと警備員の会話もこんな感じです。警備員:チケット持ってますか?リポーター:持ってません。エージェントの者です。状況を見に来ています。警備員:そうですか。リポーター:人が少ないですね。警備員:とても少ないです。午後には、ほとんど人がいないですよ。

カタルーニャ、マドリード、アンダルシアでは、まだ感染拡大が続いています。

Updated 16AUG2020
スペインの感染者数は、再び増加傾向にあります。特に、バルセロナでの増加が顕著です。アンダルシア地方、マドリードでも感染者が増えています。若者たちが夜に集まって騒ぐのも増加原因のひとつと考えられていることもあり、若者が集まるディスコやバールの営業時間が短く制限されるようになりました。

煙草の煙から感染する可能性があると指摘され、カナリア地方では、屋外の喫煙が禁止となりました。その他の州でも、屋外で喫煙する場合は、人との距離を2メートル以上取らなければなりません。

マスクの着用は全土で必須となりました。

今日お届けするのは、マドリードの北125kmのペドラサ村の8月14日(金曜日)の光景です。普段だと外国人観光客で賑わうのですが、今は国内の観光客のみです。

日本ではあまり知られていませんが、欧米の観光客が訪れる定番コースの村で、城壁の中には、中世の町が広がります。スペイン人にも人気のある町で、この地方の伝統料理として名高い仔豚や仔羊の丸焼きと煮込み料理を提供する人気店は、土日のみ営業する店もあり、事前の予約が必要です。

Updated 31JUL2020
夏のバカンスシーズンですが、新幹線が発着するマドリードのアトーチャ駅に人混みはありません。
7月30日からはマドリードもマスク着用が義務付けられました。

Updated 23JUL2020

順調に回復しつつあったスペインですが、この一週間で第二余波により感染者が増えました。
感染者が集中したのは、カタルーニャ州とアラゴン州です。
バカンスのシーズンが影響しているようで、夜のパブなどに集まった若者たちが原因のようです。
サン・ミゲール市場も入場時にアルコール消毒が義務付けられています。
お客さんの数もまだ少なく、活気がありません。

旧市街は、通常は観光客で溢れていますが、中国や日本からの観光客が来ないのと、団体旅行が皆無の状態で、すいています。

マヨール広場では、普段はパフォーマーで賑わいますが、ご覧の状態です。